「補助金の締切まであと数日あるので、GビズIDは後で取得すれば間に合うだろう。」
このように考えて準備を後回しにすると、申請期限までに手続が完了せず、補助金申請そのものができなくなる可能性があります。
中小企業省力化投資補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金など、多くの補助金では電子申請が採用されており、GビズIDプライムの取得が必要となる制度があります。
特に、建設業許可、飲食店営業許可、古物商許可、旅館業許可などの許認可が必要な事業では、営業準備と並行して補助金申請を進めるケースも多いため、GビズIDはできるだけ早く準備しておくことが重要です。
GビズIDとは
GビズIDは、事業者向けの共通認証システムです。
一つのIDで、Jグランツを利用した補助金申請をはじめ、各種行政手続をオンラインで行うことができます。利用料金は無料です。
補助金制度によって必要となるアカウントの種類は異なりますが、多くの補助金ではGビズIDプライムが必要となります。
申請直前では間に合わないことがあります
現在は、マイナンバーカードを利用したオンライン申請に対応しており、条件を満たせば比較的短期間でアカウントを取得できる場合があります。
一方で、書類郵送による申請では、不備がなければ原則として約2週間以内を目安として案内されています。また、申請内容に不備がある場合には再申請が必要になることもあります。
補助金の申請締切間際になってから取得手続を始めると、GビズIDの発行が間に合わず、補助金申請ができなくなるおそれがあります。
許認可の準備と同時に進めましょう
例えば飲食店を開業する場合は、
- 店舗物件の契約
- 内装工事
- 厨房設備の導入
- 飲食店営業許可の取得
- 補助金申請
など、多くの準備を並行して進めることになります。
建設業や古物営業、中古車販売などでも同様です。
補助金の申請スケジュールだけでなく、許認可取得までの期間も考慮しながら全体の工程を整理することが重要です。
なお、補助金と許認可は別制度です。補助金の採択や交付決定を受けても営業許可が取得できるわけではなく、反対に許認可を取得しても補助金が交付されるわけではありません。
GビズID以外にも早めに準備したいもの
補助金申請では、GビズID以外にも事前準備が必要になることがあります。
例えば、
- 公募要領の確認
- 見積書の取得
- 事業計画書の作成
- 決算書などの添付書類
- 許認可の取得スケジュールの確認
などです。
制度によっては、交付決定前の契約・発注・購入・支払いが補助対象外となる場合があります。契約や設備導入の時期は、公募要領やFAQで必ず確認してください。状況によって取扱いは異なります。
まとめ
GビズIDは、多くの補助金申請に必要となる重要な準備の一つです。
「締切までまだ時間がある」と考えて後回しにすると、ID発行が間に合わず申請できない可能性があります。
補助金を検討し始めた段階で、GビズIDの取得、必要書類の収集、許認可取得までのスケジュールをあわせて確認しておくことで、余裕を持って申請準備を進めることができます。
公募内容、申請要件、必要となるGビズIDの種類、申請期限等は制度によって異なり、変更される場合もあるため、申請時には最新の公募要領及び公式情報をご確認ください。
補助金申請や許認可手続のスケジュール整理でお困りの際は、ICY行政書士事務所(大阪市中央区・本町駅徒歩3分)までお気軽にご相談ください。補助金申請の相談に対応しております。
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